人気ブログランキング |

カテゴリ:太宰治( 390 )

 太宰治が好んで吸っていた煙草、ゴールデンバットが消えようとしている。

 日本たばこ産業(JT)は、今月24日、『わかば』『エコー』『ゴールデンバット』の3銘柄を10月以降、在庫がなくなった段階で販売を終了すると発表した。
 理由は、『旧3級品と呼ばれる銘柄の軽減税率が9月末に撤廃されることから、大幅な値上げが避けられず、販売の継続は難しいと判断した』とのこと。非常に残念なお知らせである。税率の低さから、手頃な価格で買い求めやすく、この3銘柄を好んで吸っていた喫煙者は落胆するだろう。落胆するものはここにもいる。煙草を普段吸わない私だ。太宰治が吸っていたからこそ、毎年6月の命日と誕生日には、お墓参りでお線香代わりにしたり、太宰治の気持になって吸ってみたりしてきたが、それがもうできない。さらに地味にショックを受けたのが、この3銘柄のうち『わかば』『エコー』は、『わかば・シガー』『エコー・シガー』として、紙巻より税率の低い葉巻タイプの商品にブランドを引き継ぐという。バットだけ出ないのか…。葉巻タイプになったところでしょうがないが、バットだけただ販売終了で終わるのはなんとも悲しい。
c0316988_10561437.jpg
 写真は現在販売されているフィルター付きのバット。普段ほとんど吸わないが、常に私の部屋にはバットが最低1箱ある。
 ゴールデンバットに関して、私は過去2回、2014年5月と2016年12月の記事で載せた。2016年12月の記事では、バットがフィルター付きになったことを書いた。バットがフィルター付きになったのは、2016年6月。それから約3年弱で販売終了となってしまった。せっかく今年は太宰治生誕110年だというのに、悲しいお知らせであった。


by dazaiosamuh | 2019-07-31 10:57 | 太宰治 | Comments(0)

 昨日、通勤で使っている定期入れをたまには手入れしようと思ってカードを取り出したら、走れメロスマラソン当日の帰りに金木駅で買った、津軽鉄道の切符が出て来た。
c0316988_07401148.jpg
 この切符、写真を見てわかるとおり、太宰治生誕110年記念切符となっている。今年いっぱいはこの切符なのだと思われる。たしか降車して改札を通るときに、駅員から、「記念にどうぞ」と言われ、回収されなかった。ありがたい。それにしてもこんなに細長かったっけ? サイズも特別使用なのかもしれない。
c0316988_07402440.jpg
 裏にはさりげなく太宰治のゆかりの施設等が記載されている。粋なことをしますね。
 こういうのもまた、旅の良い思い出になりますね。大切に残しておこうと思います。


by dazaiosamuh | 2019-07-16 07:45 | 太宰治 | Comments(0)

 走れメロスマラソン前日の5月25日、弘前市にある『太宰治まなびの家』で津軽カタリストによる太宰治作品のドラマリーディングを観たので、今さらながら宣伝も兼ねて載せます。

『津軽カタリスト』とは、津軽ゆかりの文学作品をドラマリーディングに仕立てて上演するために結成された、アマチュアの声優劇団(趣味サークル)で、中学生から社会人・主婦・高齢者まで幅広い年齢層の一般県民が在籍し、各地の施設で訪問公演を行っています。
 では、そもそも『ドラマリーディング』とは?
 『ライブで鑑賞できる「朗読劇」のことで、「観るラジオドラマ」と呼ばれることもある。演劇の1ジャンルであり、演者は台本を手に持ち、声の演技を主体として物語が繰り広げられる。文学作品をそのまま朗読する一般的な「朗読会(リーディング)」とは異なり、脚色や演出効果(たとえば、歓声や鳥の声などの効果音やBGM、照明操作、背景スクリーン投影など)を加えた戯曲(=ドラマ)が用いられる。』
c0316988_20034049.jpg
 当日の演目は、『走れメロス(抜粋)』『春昼』『失敗園』『黄金風景』『あさましきもの』『おしゃれ童子』、おまけで『津軽富士見湖物語』です。

 私はこの『ドラマリーディング』というのを初めて観ましたが、作品の朗読をただ聞くのとは違い、複数人で構成されているので、セリフとセリフを重ねるように話したり、歓声があがったりなど、思わず作品の世界に引き込まれるような臨場感があって面白かった。ただ、朗読とドラマリーディングはそれぞれの良さがあるので、一人が淡々と朗読するのを聞くのが好きな人もいれば、ドラマリーディングのように複数人による声の演技を聞き、脚色や演出効果があるほうが良いという人もいるので、好みによります。私はどちらも好きです。
c0316988_20042882.jpg
 写真は当日の様子。津軽カタリスト代表・司会・演者でもある平田さんが、「写真撮影OKです。ガンガン撮って、SNS等でどんどん載せて、発信、宣伝してもらって結構です!」と言っていたので、お言葉に甘えて載せます。
c0316988_20035597.jpg
 8月11日には、同じく『太宰治まなびの家』にて公演があります。
c0316988_20040557.jpg
 11月2日には、弘前市立郷土文学館にて『太宰治が描く危険な女たち』と題して、『待つ』『恥』『やんぬる哉』『燈籠』が上演されます。
c0316988_20041469.jpg
 さらに!
 キャスト(声優)とスタッフ(裏方)を大募集中!!
『声優に興味がある方、もっと自分の言葉の表現力を鍛えたい方、津軽弁を使える楽しい趣味を始めてみたい方、自分の美声を活かせる舞台を求めている方、演劇に興味があるけれど一歩を踏み出せずにいる方、道具を準備せずに始められる手軽な趣味を探している方、地元ゆかりの文学作品や出身作家のことを学びたい方、生まれ育ったこの町の地域活性化に取り組みたい方、対人コミュニケーションの苦手意識を克服したい方…』
 参加条件は、「日本語が読めること」のみ!だそうです。

 なにをこんなに私は宣伝しているのか自分でも分かりませんが、太宰治が好きなので、少しでも力になれたらと思います。興味のある方は、もし津軽へ旅行に行かれたときは、『津軽カタリスト』たちのドラマリーディングを観てみてはいかがでしょうか。
 観てると、楽しそうだな!ちょっと自分もやってみたいな!と思ったが、東京に住んでいるので通えない…。


by dazaiosamuh | 2019-07-13 20:13 | 太宰治 | Comments(0)

 5月26日に開催された、第8回走れメロスマラソンの日に太宰治生誕110年を記念して販売された、太宰治の記念パンを買って食べたので、今さらながら載せようと思います(忘れてた)

 株式会社工藤パン、創業は昭和7年4月で太宰治は23歳頃。太宰も工藤パンは食べたことがあるはず。今年の太宰生誕110年を記念して販売されたのは3種類。
c0316988_15450342.jpg
c0316988_15451356.jpg
 まずは『人間失格カステラサンド』。
 これは第8回走れメロスマラソン本番の数十分前に炭水化物をとっておこうと食べて、若干の胸やけをおこしてしまった(パンは美味しかったが、気温30度の暑さと一気食いしたせい)、ブログにも書いたパンです。広告にもあるように、単行本サイズのため思っていた以上に大きく、量が多い。結構腹持ちした記憶がある。それもあって走る前に消化しきれなかったのかもしれない。カロリーは高めだったような…。マラソンの記事には書きませんでしたが、食べてるときに保険勧誘の女性がきて、パンフレットを渡しながら、なぜか紙パックの野菜ジュースも渡してきたので、野菜ジュース飲みながら人間失格カステラサンドを食べました。今思えばこの野菜ジュースが胸やけの一番の原因だったと思われる。それにしてもなぜ野菜ジュースだったのだ…。
c0316988_15453608.jpg
c0316988_15454603.jpg
 次は、『夕日に向かって走れ!! わいはっ! 走れメロンパン』です。これはマラソンが終わって、着替えて帰る前に買って食べました。『わいはっ』が最初なんなのか分からず、店員さんに尋ねたら、津軽弁で、驚いたときなどにとっさに出る言葉で、「あらまぁ!」の意味だとか。
 ネーミング的にこっちを食べて走れば良かったかなと記事を書きながら思っています。メロンパンも大好きで、外はサクッと中はふんわりで美味しかったです。『走れメロンパン』とあるので、これを手に持って完走するのも面白かったかもしれません。
c0316988_15460674.jpg
c0316988_15461656.jpg
 最後は、津軽産ふじりんごジャムとはつみつ風味クリームが使われているイギリストースト。こちらもマラソン後に買って食べてみました。パッケージは単行本津軽ですね。食べやすさでは一番だったような。

 太宰生誕110年を記念して販売されているパンですが、いつまでの販売なのかはよく分かりません。東京では青森のアンテナショップ等に限定販売などされているみたいですが、無くなり次第終了かと思います。まだ青森でも販売しているのかも分かりません。
 そういえば、新青森駅のお土産のお店で、『如何せん、イカせんべい』をいつの間にか見かけなくなりましたが、不評だったのでしょうか。ネーミングとパッケージが個人的にツボだったので残念です。

 せっかく太宰生誕110年なので、工藤パンからもっと他にも太宰記念パンを出してもらえることを期待してます。

by dazaiosamuh | 2019-07-03 15:50 | 太宰治 | Comments(2)

 今日6月19日は太宰治生誕110年だ。節目の年であるため、各地の太宰治ゆかりの地では盛り上がりを見せている。私もどこをまわろうか先月から悩み楽しみにしていたが、数週間前に会社からどうしても出勤してくれと言われ前後が仕事になってしまったので、やむを得ず近場をまわることにした。
c0316988_17194825.jpg
 船橋の老舗旅館『割烹旅館玉川』に、太宰治生誕110年を記念して文学碑が建立されたとの情報を知り、今回はそちらを訪れることにした。
c0316988_17195964.jpg
 太宰治は昭和10年(1935)7月から翌年10月までの約1年4カ月間を船橋町に住んだ。この期間のうちの20日間、玉川旅館の「桔梗の間」に宿泊したという。
c0316988_17201107.jpg
 文学碑は市民団体「船橋太宰会」が建てた。石碑の形状は、太宰の有名作品『斜陽』『人間失格』等のイメージを込めて、「人」の文字となっている。左側には、太宰が船橋時代に書いた『ダス・ゲマイネ』の冒頭部分にある『当時、私には一日一日が晩年であった。』の一文が刻まれている。右側には、『太宰治生誕百十周年記念「ダス・ゲマイネ」より』とある。
 これで少しでも船橋が太宰のゆかりの地として貴重な場所なのだということを多くの人に知ってもらいたいと願うが、ただ、太宰の船橋時代、太宰が玉川旅館に泊まったのが昭和10年7月から昭和11年10月までのいつのことなのか、なぜ妻や訪問客等がいたのに、書籍等になんの記載も残っていないのか、私にはいまだ疑問が若干残っている。宿賃を払えなかった太宰は、代わりに万年筆や辞書などを置いていったそうだが、その後の火事で焼失してないという。
 しかし真相は別として、太宰聖地巡りスポットとして、これからの若い人たちの太宰に興味を持つきっかけなどになってくれればいいと期待している。


by dazaiosamuh | 2019-06-19 17:22 | 太宰治 | Comments(2)

 今日6月13日は太宰治の命日だ。71年前の今日、太宰治と山崎富栄は夜半、三鷹・玉川上水に入水心中し果てた。
 今日はちょうど仕事が休みで、天気も良く墓参りに行きやすい。太宰が歓迎してくれているような気がして勝手に嬉しく、三鷹でレンタサイクルを借り、颯爽と太宰の眠る禅林寺へとペダルをこいだ。
c0316988_15352916.jpg
 禅林寺の墓所は午前8時から入ることができるが、私が到着したのは午前9時ちょっと前で、すでに太宰の好きだったゴールデンバットと缶コーヒーが置かれていた。私はいつも通り持参したサクランボをお供えし、太宰と一緒にバットを吸った。生誕110年。太宰が生きていたら110歳。さすがに110歳の太宰は想像できないな、などと思いながら、静かに墓を見つめているうちに、いつの間にか慣れないはずのバットを数本吸っていた。美知子夫人にも御挨拶を済ませ、山崎富栄のお墓へ向かいました。
c0316988_15352036.jpg
 山崎富栄のお墓は、江戸川橋駅から徒歩5、6分の永泉寺にある。太宰にも食べてもらった同じサクランボをお供えする。静かにひっそりと眠っている。墓石には富栄だけ命日である日付が刻まれていない。富栄が亡くなった当時、父・山崎晴弘は、娘が世間を騒がせて申し訳ない、津島家にご迷惑をおかけして申し訳ない、という責任を強く感じていた。富栄の死後、長年の間富栄の墓所が分からなかったのは、父・晴弘が永泉寺の住職に、世間には言わないようにお願いしていたからだ。山崎家も相当辛い思いであったことだろう。これらの色々な事情があり、富栄だけ命日を入れなかったのだと思われる。
 富栄のお墓参りに来るたびに、なんだか胸がしめつけられる。太宰には美知子夫人がいるが、それでも天国で仲良くやっていればいいなと思う。


by dazaiosamuh | 2019-06-13 15:38 | 太宰治 | Comments(0)

 太宰治生誕110年記念ということで、太宰にゆかりのある各地でそれぞれ記念展が開かれている。弘前も当然その一つで、弘前市立郷土文学館では、『太宰治と弘前』とスポット企画展として『今官一と太宰治の交流』の二つの企画展がある。
c0316988_20072996.jpg
『太宰治と弘前』では、官立弘前高等学校時代に藤田家に下宿生活していた際に使用していた太宰愛用の電気スタンドや、現在確認されている太宰治の最も古いとされている藤田家宛の手紙などをみることができる。藤田家での下宿生活で使用していた電気スタンドは、以前にも私は東京・三鷹での企画展で見た事があるので今回また見る機会を得て嬉しく思った。
 今官一は太宰治と同じ明治42年(1909)生れで、生涯の友であった。『桜桃忌』の命名者でもある今官一と太宰治の交流と深い絆を、この企画展であらためて感じることができる。
 太宰治生誕110年記念展『太宰治と弘前』は、今年の12月28日までとなっているが、『今官一と太宰治の交流』は、6月20日までとなっているので、興味のある方はお早めに!!6月19日には芦野公園で生誕祭もあるのでこれを機に参加してみるのもいいかもしれません。


by dazaiosamuh | 2019-06-08 20:09 | 太宰治 | Comments(0)

 26日、走れメロスマラソンに出場し無事に完走してきました。(といっても5㎞)
 前日25日に弘前を歩き、翌26日に弘前からJR五能線に乗り、五所川原駅で津軽鉄道に乗り換えて金木へ向かいました。
 早めに到着したため、会場である金木小学校は準備に追われている最中で、忙しく準備をするスタッフを尻目に更衣室へ向かい準備を整える。着替えてゼッケンやランナーズチップを装着したり、準備体操などしているうちにぞくぞくとランナー達が集まって来て、9時過ぎに開会式が始まり、まず最初に10時より10㎞の部がスタート。
c0316988_17430391.jpg
 気温30度超えという暑さのため、10㎞ランナー達のスタートを見届けている間に、すでに全身汗だく状態となる。この暑さのなか、スタート前にグラウンドを走って体を慣らすランナー達がいたが、とてもそんな気にはなれず日陰で休む。開会式で来賓のある方が、今日は非常に気温が高いため、無理をせず、ダメだと思ったらメロスのように勇気をもって辞退してくださいと呼びかけていたのが印象的であった。
c0316988_17434722.jpg
 写真は5㎞の部スタート直前。
 そうしているうちにいよいよ5㎞の部が10時20分よりスタート。実はこの時点ですでに喉が少し乾いており、若干の不安があった。さらに40分ほど前に会場の出店ブースで工藤パン屋の太宰治生誕110年記念パンの『人間失格 カステラサンド イギリストースト風』を食べたせいで胸やけがしないでもない。それでも走りだしたら思っていたよりも喉の渇きもなく胸やけもおさまったが、今度はウェストポーチの揺れが酷く、邪魔でしょうがなかった。ポーチにはデジカメ、携帯電話、小銭を入れていたが、上下に揺れるわ横にズレてくるわ小銭はチャリンチャリンうるさいわで走ることに集中できなかった。練習では一度もポーチをつけたことがなかったため、試しておけばよかったと走りながら後悔したが後の祭。最初は手で押さえながら走っていたが、途中、やけくそになり揺れを気にせず無視して走る事にした。3㎞ぐらいまでこんなくだらない格闘を一人でやり、ようやく調子がでてきて、一人、二人と抜いていき、ゴールしたら5㎞男子39歳以下の部で41人中15位以内に入ることができ、無事、走り切ることができた。
c0316988_17443830.jpg
 写真は会場準備中の時。
 走っていて心強かったのは、沿道で応援してくれる地元の人々の心からの声援で、無事にゴールできたのも地元の人々のおかげだと思います。「ガンバレー!」「もう少しでゴールだ!」これが一番の励みでした。
れだから、走るのだ。信じられているから走るのだ。間に合う、間に合わぬは問題ではないのだ。人の命も問題ではないのだ。私は、なんだか、もっと恐ろしく大きいものの為に走っているのだ。』(走れメロス)
 走っている時、地元の人のなかには自宅の庭の水道管にホースをつないで、走るランナーにシャワーをかけてくれた人もいました。太宰の故郷なだけあって、この走れメロスマラソンには地元の人々も協力的で、メロス愛、太宰治愛を感じました。
 ゴール後に無料で配られたシジミ汁が疲れた身体に沁みて美味しかった。完走証も貰うことができ良い記念になりました。

 今回、気温が30度を超える中(青森の最高気温は33度だったようです)、無事に目標である完走を達成することができました。今回の反省などをふまえて、これからもできるかぎり毎年『走れメロスマラソン』に参加していきたいと思います。


by dazaiosamuh | 2019-05-27 17:50 | 太宰治 | Comments(2)

 先週、ついに第8回走れメロスマラソンのゼッケンやランナーズチップ等が自宅に届いた。まえにも話したとおり、マラソン大会は初めてのため、ゼッケンを手にしたときはなんだか胸の鼓動を感じ、いよいよかという思いであった。
c0316988_12220634.jpg
 冊子には太宰治の孫で衆議院議員の津島淳氏の祝辞も載っている。津島淳氏は走れメロスマラソン名誉大会長でもあり、『生誕110年となる、私の祖父、太宰治はこの地に生を受け、この地の風土・食に育てられました。太宰治の作品に、津軽の地は多く登場し、作風にもこの地の風土が影響を与えております。この機会に津軽各地にあります、太宰治ゆかりの地をぜひ訪れていただき、津軽の魅力を堪能していただければ幸いです。』 と述べている。
 私は膝を痛めたのもあり、とりあえずタイム関係なしに完走が目標なので、あまり力まず、津軽の風を全身に受け、新鮮な空気をいっぱい吸って気持ちよくゴールできればいいなと思っています。
c0316988_12214478.jpg
 写真は、参加賞のショルダー袋とハンカチタオル。ショルダー袋は着替えを入れたりするのに使って、ハンカチタオルは仕事で使おうかな。
 冊子には、出場者の氏名が掲載されている。私の名前もしっかり載っていた。他にも第6、7回の走れメロスマラソンの優勝者の名前とタイムが載っていたが、完走できればそれで良いと思っていても、優勝者の記録を見ると、こんなに自分と差があるのかとちょっと気持ちが萎縮してしまいそうになる。
 膝、腰に気をつけて、少しずつ自分もこれからタイムを縮めて行きたいと思います。まずは初めてのこの『第8回 走れメロスマラソン』(5月26日)を無事に完走します!


by dazaiosamuh | 2019-05-15 12:24 | 太宰治 | Comments(0)

 群馬県の旧吉井町(高崎市吉井町)の町長を務めた医師、故斉藤達也さん(1897~1981)が愛用した聖書に、太宰治の肉筆が残されていることが先月25までに分かった。

 太宰の肉筆が残されていた聖書は、黒崎幸吉編『新約聖書略註 全』(1934年、日英堂書店刊)で、書き込みは「T.SAITO」と著名の入った見返しに二つあり、一つは墨書で『かりそめの 人のなさけの身にしみて まなこ うるむも 老いの はじめや 治』
 これは『HUMAN LOST』にも同じ歌が収められている。
 もう一つは、その墨書の下に『聖書送つて よこす奥さんが あれば僕もも少し 笑顔の似合ふ顔に成れるのだけれど 太宰治』とこちらは黒ペンで記されていたという。

 では、なぜ斉藤達也さんの聖書に太宰治の肉筆があったかというと、太宰は昭和11年(1936)10月、太宰のパビナール中毒を心配した北方四郎、中畑慶吉、井伏鱒二、妻・小山初代らの説得によって、東京・板橋区の武蔵野病院に入院することとなった。太宰がちょうど入院しているときに、斉藤達也さんも、胃炎と不眠症による鎮痛剤中毒の治療でこの東京武蔵野病院に入院しており、この時に太宰に貸した聖書であった。太宰は退院後、『入院中はバイブルだけ読んでゐた』と書き残していることから、この聖書を借りて読んでいた可能性が高い。

 聖書は、斎藤さんの三女が家族の勧めで神奈川近代文学館に寄贈した。
 太宰治と聖書は切っても切り離すことのできない繋がりがあり、太宰の人生、作品に大きな影響を与えた。この新資料発見により、今後さらに太宰研究が進むことが期待される。
 神奈川近代文学館では、昨年12月から今年1月に行われた公開展示で、来館者、太宰の研究者から大きな反響を受けたという。
 私も早くその太宰の肉筆が書かれた聖書をこの目で見てみたい。太宰と聖書の密接な関係について、今後の進展に期待です。


by dazaiosamuh | 2019-05-01 20:14 | 太宰治 | Comments(0)