太宰治の友 織田作之助の大阪 №9 オダサクが通った小学校

 大正9年(1920)、オダサクが7歳の時に入学した大阪市立東平野第一尋常高等小学校は、現在の大阪市立生魂小学校にあたる。
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 こちらが現在の生魂小学校です。オダサクはどんな子供でどんな小学校生活を送ったのでしょうか。オダサクが小学校に入学した大正9年は、太宰は12歳で、『五年になって以後、高等科1年までの小学校3年間、無欠席で通した。5年になって、担任訓導川口豊三郎に、「将来の希望」というアンケートを与えられて、「文学」と回答した、と伝えられる。』と年譜に記載されています。オダサクより五つ上の太宰は、12歳ですでに文学を意識していたのだ。すごいですね。

 話が変わりますが、オダサクはお酒は殆ど飲めなかったようですがそのかわり、コーヒーが非常に大好きであったらしい。しかし、残念ながらオダサクがいた当時の喫茶店などはほとんどが無くなっています。そんな中、オダサクがいた当時から今も残っている喫茶店があります。
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 写真の丸福珈琲店は、創業昭和9年に大阪・千日前にできました。昭和9年だとオダサクが21歳の時にすでに建てられているので、コーヒー好きのオダサクならきっと何度も訪れたことに違いないと思います。この丸福珈琲店は、昔から多くの文化人や芸人、建築家などジャンルを問わず色々な方から愛されてきたようです。
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 私も折角なので、コーヒーとケーキ(名前は忘れてしまいました)を頂きましたが、さすが老舗、とても美味しかったです。夫婦善哉もそうですが、甘い物が大好きな私には至福のひとときでした。創業が昭和9年と古いですが、オダサクが訪れたことがあるかどうか、有力な情報がないことはちょっと残念です。
 ケーキを頬張りつつコーヒーを飲み、つくづく、こう思いました。
「美味い、こんなコーヒーの美味い店にオダサクが来ないはずはない。」ということで、一応、オダサクが来たであろう、ということにしておきましょう!


by dazaiosamuh | 2015-12-07 18:34 | 太宰治 | Comments(0)