太宰治の友 織田作之助の大阪 №6 生国魂神社のオダサク像!!

 大阪最古と言われる神社・生国魂神社は、大阪人から通称・生玉(いくたま)さんと呼ばれている。オダサクはこのすぐ近くの生玉前町に生れた。家業は「魚鶴」という鮮魚店兼仕出屋だった。オダサクにとって最も身近にあった神社であったと言える。
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それは、生国魂神社の境内の、巳さんが棲んでいるといわれて怖くて近寄れなかった樟の老木であったり、北向八幡の境内の蓮池に落(はま)った時に濡れた着物を干した銀杏の木であったり、中寺町のお寺の境内の蟬の色を隠した松の老木であったり、源聖寺坂や口縄坂を緑の色で覆うていた木々であったり、…私はけっして木のない都で育ったわけではなかった。大阪はすくなくとも私にとっては木のない都ではなかったのである。』(木の都

 神社境内の神社裏には、『巳さんの御神木』と言われる木があるのですが、写真を撮るのを忘れていました。書いてある通り、オダサクは幼少時から木を見て、触れて、そうして木の温もりを感じて育ったのだ。『木の都』とするくらいだから、オダサクの思い出に、いかに木が身近で印象的だったかが分かる。
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 もっと狭いのかと思っていましたがとても広い神社でした。暑い季節にはここで夏祭りなどもあるみたいで、参道には沢山の露店が並ぶらしい。大阪の夏祭りは楽しそうですね。一度来てみたいです。
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 こちらがオダサクの銅像です。見て分かると思いますが、等身大ではありません。てっきり私は等身大だとばかり思っていましたので、ちょっと残念でした。青森の芦野公園にある太宰治の像は立派な渋い表情でなかなか良かったので、このオダサクの像も、もう少し大きさや色合いを気障にできないものかと思ってしまいました。どうやらオダサク倶楽部が平成25年10月26日に建てたようです。まだ作られて2年程しか経っていないため、大阪の人でも見たことのない人は沢山いると思いますので、この大阪最古と言われる生国魂神社にあるオダサクの像を一度見てみるのもいいかもしれません。

 ただ、せっかくなら等身大で像を造っていれば満点だったと思います。オダサク本人はカッコいいですが、像はかわいいです(かわいいと言ったら失礼だったかな)

by dazaiosamuh | 2015-11-24 21:57 | 太宰治 | Comments(0)