太宰治の友 織田作之助の大阪 №2 オダサクが訪れた波屋書房!

 千日前南海通りにはオダサクがよく訪れた本屋がある。波屋書房という本屋で、名物カレー『自由軒』から僅か徒歩2,3分の場所だ。
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 波屋書房は食関係の本を重点的に取り揃えていて、近隣には黒門市場などがあることから、料理人などがよく訪れるらしい。如何にも昔から地域に親しまれてきた雰囲気がある。創業は大正八年(1919年)、創業者は宇崎純一・洋二。
 オダサクがよく通ったそうだが、しかし、専らツケで購入し、支払はオダサクの姉であったそうだ。
 太宰治が訪れた本屋などは残っていないが、オダサクの通った本屋はしっかり続いている。少し羨ましい気持だ。早速お店へ入ると店員が3名おり、オダサクのゆかりの地を歩いていると説明し、「オダサクが何度も訪れたことがあると聞いたのですが、本当でしょうか?」と尋ねると、「はい、オダサクが何度も通ったと聞いていますよ」と言い、「お姉さんがツケを支払っていたようです。」とも言っていたので、やはりオダサクが実際にここへ足を運び、そうしてやはりツケで本を購入していたようだ。
 オダサクの長姉タツが『何でも作ちゃんの欲しい言う本持たしてやって下さい。わてが清算に来ますよって』と言いにたびたび波屋書房を訪れたそうである。
 太宰も飲み代などをツケで支払っていたので、似たところなどもあったのかもしれません。それともこの時代はツケというのは日常茶飯事だったのでしょうか。
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 この波屋書房にオダサクがよく通っていたことなど、大阪・難波周辺の人たちは知っているのでしょうか。そして大阪の人たちにとってオダサクの認知度はどれくらいなのでしょうか。気になります。

Commented by tarukosatoko at 2015-11-10 15:57
難波に行くことがあっても、おださくの話をしたことがありませんでした!こんな書店があるのも初めて知りました。ぜひとも、行って、わたしも「おださくが訪れたというのは本当でしょうか」と聞いてみたいと思いましたよ!
Commented by dazaiosamuh at 2015-11-13 08:07
> tarukosatokoさん、是非、波屋書房に行って聞いてみてください!オダサクに限らず、本人が実際に来たことがある場所で話を聞くと、さらに親近感がわき、本を読んだ際、その人の世界に入り込みやすくなります!やみつきになります!!
by dazaiosamuh | 2015-11-02 20:17 | 太宰治 | Comments(2)