太宰治 『思い出』めぐり!! №13 『文芸のこみち』に太宰文芸碑!

 太宰治が渡った『旭橋』を越え、堤川沿いを歩いていくと、松園橋付近に着きます。そこからすぐの場所に、『文芸のこみち』という遊歩道があります。この遊歩道『文芸のこみち』は平成6年秋につくられました。
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『文芸のこみち』と書かれた石碑があり、樹々に囲まれた中を進んで行くと、青森市ゆかりの人物の石碑が出迎えます。全部で14基あるみたいです。

野内川まで約四・五キロの遊歩道は樹々につつまれ、春の新緑、夏の濃い緑と緑陰、秋の紅葉、また落葉後の風情も捨てがたい。
 特に文芸のこみちの場所は、国道商店街からわずかに百メートル足らずの距離、いわば街の中にもかかわらず、閑静な雰囲気につつまれた別天地。そして現在、平和公園界隈から合浦公園にかけての文芸散歩の中心として、訪れる人も多い。
』(新編 太宰治と青森のまち

『文芸散歩の中心として、訪れる人も多い。』とは書かれていますが、あまり人の通りもなく、青森市の人でもここを知らない人はいるのではと思います。だからこそ緑の樹々に囲まれた閑静な雰囲気で、ホッと心休まるのも事実。
 一つ一つ確認しながら進んで行くと、ようやく太宰の石碑を発見しました。
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 太宰の石碑には、『津軽』の最後に書かれた名台詞が目に飛び込んできました。
さらば読者よ
 命あらばまた他日
 元気で行こう
 絶望するな
 では、失敬
       「津軽」より 太宰治


 太宰らしくて大好きな台詞です。ここに来た時は時間があまり無かったため、他の碑をじっくり見る事ができなかったので、またいつか来たときに一つ一つゆっくり見たいと思います。
 長いですが、もう少し続きます。

by dazaiosamuh | 2015-10-05 19:10 | 太宰治 | Comments(0)