『太宰に会う、又吉に会う』 碧雲荘はどうなる!!?

 一昨日9月14日(月)、『荻窪の歴史文化を育てる会』が主催した太宰サミット第二回、『太宰に会う、又吉に会う』に参加してきました。会場は杉並公会堂大ホール、18時30分開演。
 ゲストには、『火花』で芥川賞を受賞したお笑い芸人ピースの又吉直樹さん、作家・翻訳家の松本侑子さん、朗読家の原きよさん、他にも東京大学文学部・大学院人文社会系研究科教授の安藤宏さん、建築史家の松本裕介さんらがステージに登場しました。自分も含めて、なんと1000人以上が集まりました。
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 原きよさんは、太宰の代表作『富嶽百景』を朗読。初めて聞きましたが、かなり上手でした。他の作品も聞いてみたいです。『富嶽百景』には、碧雲荘のトイレの窓の金網越しから富士山を眺める様子が書かれています。
 しかし、一番気になったのは、やはり、建築史家の松本裕介さんの碧雲荘の特徴の説明です。

碧雲荘特徴
 ・和風の2階建て
 ・大家と下宿屋が屋根の下に収まっている
 ・賄い付きであった。家事もできるように共用ガスコンロがあった
 ・廊下、洗面所、便所はすべて共用
 ・風呂は付いていない。そのため銭湯を利用
 ・屋内に共用階段、共用廊下
 ・各部屋には、ドア(洋風)、もしくは引戸(和風)があった
 ・畳の部屋には押入れが付いてた

 急いで走り書きでメモしたので、間違っている部分もあるかもしれませんが、こんな感じでした。他にも、色々と特徴を説明していたのですが、メモできませんでした。当時、下宿屋というのはどれも、碧雲荘のような特徴だったようです。下宿屋によっては、玄関に受付が付いてるところもあったようですが、碧雲荘には付いていません。碧雲荘の詳しい調査はまだまだ途中のようで、図面や造りなどもまだ調査中とのこと。碧雲荘の内部の写真はほとんど公開する許可がおりないようで、内部の写真はあまりみることができませんでした。
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 写真は当日貰ったパンフレットです。ピース又吉が登場するのは後半だったため、いざ登場となったとき、一段と大きな拍手が沸き起こりました。テレビで見る以上に迫力を感じました。
『火花』の後半で、主人公の先輩芸人がなぜか豊胸手術をする描写がありますが、松本侑子さんとの対談で、その部分を突っ込まれ、『又吉さんは、巨乳がお好きなのですか』などと訊かれ、『そうですねぇ』と返したりして、場内も含め、可笑しくて私も思わず笑ってしまいました。

 現在の碧雲荘の状況としては、厳しい状態のようです。しかし、今後も著名運動や呼びかけをどんどん続けていくとのことでした。残せるといいですね。

 ちなみ、会場で松本侑子さんが出している本『恋の蛍 山崎富栄と太宰治』『太宰治の愛と文学をたずねて』を販売していてサインも貰えるとのことで、私もサインをいただきました。
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 私のブログの名刺を渡したところ、『黒森富治大様のために』とペンネームも入れてくれました。松本侑子さん、ありがとうございました。
 太宰ファン、みんなで碧雲荘を守っていきたいですね。このとき、他のグッズも色々買ったので、後で載せたいと思います。

Commented by 小田陽子 at 2015-09-17 15:39 x
当日グッズ販売のお手伝いをいたしましたものです。
丁寧なレポートありがとうございました。
荻窪の歴史文化を育てる会のFBとわたくしのFBにリンクさせていただきました。
ありがとうございました。https://www.facebook.com/yoko.oda.731
Commented by dazaiosamuh at 2015-09-17 21:04
> 小田陽子さん、当日はお疲れ様でした。
碧雲荘、残せるといいですね。本当は碧雲荘の内部写真など、もっと詳しい情報を知りたかったです。みんなで碧雲荘を守っていきたいですね!!
by dazaiosamuh | 2015-09-16 21:28 | 太宰治 | Comments(2)