太宰治の命日!太宰治資料展開催!そして碧雲荘はどうなる!?

 今日、6月13日は太宰治の命日になります。佐渡ヶ島の記事がまだ途中ですが、太宰の命日なので、載せることにしました。
 太宰は昭和23年6月13日の午後11時過ぎ、山崎富栄と共に三鷹・玉川上水に入水しました。実際の正確な死亡時刻は分かっていませんが、13日の夜半に家を出て玉川上水へと向かっているので、13日に入水したのではと言われているので、一応、6月13日が命日になっています。
 桜桃忌も近いこともあり、それに合わせて本日6月13日(土)から6月28日(日)まで、三鷹市美術ギャラリー第三展示室で「津島家寄託」太宰治資料展が催されています。
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 今日は仕事で疲れていたのですが、何でもない日に行くよりは、やはり、太宰の命日に行かないわけにはいかぬ、と自分に言い聞かせて観に行ってきました。
 展示スペースは思っていたほど広くなく、展示品の数もそれほど多くはありませんでしたし、何度も見たことがあったりなど、それほど目新しいものはありませんでしたが、それでも太宰が実際に使用していたアドレス帳や油絵で描いた自画像などは、何度見ても感慨深いものがありますね。
 開館時間が午前10時から午後18時までなので、大抵の方は仕事帰りに寄るのは大変かもしれません。しかし、一見の価値はあるので太宰好きならば休日を使って見るべきです。

 太宰治資料展を見た後、私はついでに荻窪の碧雲荘の様子を見に行きました。相変わらず昭和初期の雰囲気を醸し出していて、つくづくこの建物は残すべきだと改めて思いました。近くの軽食屋さんに寄ったところ、マスターが「碧雲荘のことが週刊朝日に載っているよ」と見せてくれました。
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 今週6月9日(火)に発売された週刊朝日に、碧雲荘の記事がカラー写真と共に載っていました。内容はあまり濃く書かれてはいませんが、内部の写真が数点あり、初めて見ました。記事の内容を少し抜粋させてもらいます。

太宰治が暮らした東京都杉並区の「碧雲荘」は、名作『人間失格』の原形となった作品を執筆した場所とも言われる。
 昭和初期、所有者の田中利枝子さんの祖父が建てた。だが相続が難しく、来春、敷地は区に引き渡される予定だ。
「今のままでは、家屋は取り壊すしかありません」(田中さん)
 いずれの家も、地元では保存や移築を模索する。佇めば、文豪の息遣いを感じる家。失われてゆくのは、あまりに寂しい。


 保存を呼びかける動きもどんどん出て来てはいるみたいですが、このまま良い案も出なければ、来春には取り壊されてしまうみたいです。
 どうなってしまうのでしょうか。どうにか区の力で保存に向けて話を進めてもらいたいです。ただ黙って見守るしかないのでしょうか。

by dazaiosamuh | 2015-06-13 23:22 | 太宰治 | Comments(0)