遠い空の向こうへ

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太宰の他に映画等、色々載せれたらいいなと思っています。

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 新年あけましておめでとうございます。
 久しぶりの聖地めぐりの記事になります。今回は昨年訪れた甲府です。昨年といっても、8月の終り頃なのでかなり間がありますが…。
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 訪れたときは、当然ですが非常に暑く、暑さに弱い私にはなかなか酷な聖地めぐりでした。いつものことですが、レンタサイクルを活用(貸し出しを行っているのは駅ではなく周辺のホテルや旅館でした)

 まず最初に太宰が文学仲間と飲み交わした『峠の茶屋』をオマージュしたお店周辺へ向かいました(本当は最初に山梨県立文学館へ行きましたが割愛します)

 太宰が仲間と飲み交わしたと言われる峠の茶屋は東京ガスの東側にあったとされており、そのお店をオマージュした『Easy割烹 峠の茶屋』があります。
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 東京ガスのすぐ横には道路沿いに『太宰治の散歩道』と親切に説明の看板がありました。『太宰治は太平洋戦争中、水門町29番地(現 朝日一丁目)の美知子夫人実家から甲府駅北口を通り、東京ガス東側にあった『峠の茶屋』に通い、井伏鱒二、田中英光、一瀬稔らと酒を酌み交わし、文学や時勢を語り合った。更に。ここから桜町道踏切を渡り、舞鶴城脇を通って桜町、柳町などの中心街へと繰り出した。
 甲府は、太宰が、活き活きと暮らしたまちである。
 師である井伏を頼って山梨へ来て、そして石原美知子と無事結婚。心機一転、文学に力を注いでいく時期であるため、たしかに甲府は太宰が活き活きと暮らしたまちだ。
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 すぐ横は太宰が通った桜町道踏切だ。この周辺にあった峠の茶屋で文学などを語り合い、この踏切を渡って柳町方面へと繰り出したのだ。踏切の前で、渡るわけでもなく、うろうろきょろきょろしていると、行き交う人たちからじろじろと見られた。たぶん私が線路に飛び込もうとしていると思っているのだろう、しかし、心配は入らない。太宰に想いを馳せているだけなのだ。
 ところで、その肝心の『Easy割烹 峠の茶屋』が見当たらない。HPだとたしかにこの付近にあるはずだ。仕方なくすぐ近くにあるインドカレー屋さんで尋ねてみると、インド人のスタッフが「横にありました。」と片言の日本語で答えました。
 ありました? 過去形だった。嫌な予感がしたが、まだ日本語に不慣れなため、てっきり日本語を間違えたのかと思い、聞き直すと、「いまはありません」とはっきり片言で言い放った。
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 どうやらこの空地に『Easy割烹 峠の茶屋』はあったようです。HPにたしかに載っているが、閉店してしまったようです。あとで再びHPを見ると、小さく赤文字で、移転する旨の内容が記載されていました。その移転もいつになるのか未定のままです。

 ここで何か太宰に関する話が聞けるかと思っていましたが、残念です。


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# by dazaiosamuh | 2018-01-02 13:06 | 太宰治 | Comments(0)

by 黒森 富治大(くろもり ふじお)