遠い空の向こうへ

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太宰の他に映画等、色々載せれたらいいなと思っています。

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湯布院で生まれ変わった『碧雲荘』 №2 1階 輪廻転読とは

『碧雲荘』の入り口へ、ドキドキしながら足を踏み入れると、優しそうなスタッフが出迎えてくれた。料金は700円。入場券をもらうと、その券と引き換えにドリンクを飲むことができ、いつでも好きなタイミングで交換することができる。上がってすぐの部屋に入ると、太宰グッズが目に飛び込んできた。
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 写真の右奥が玄関口です。中央に太宰グッズ。マグカップ、ファイル、メモ帳、ボールペン、手ぬぐい、缶バッチ、筆入れ、巾着、Tシャツなど、来たばかりだというのに思わず、どれを買って帰ろうかな、などと足をとめてしまう。
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 グッズのすぐ横の本棚には本がたくさん並んでおり、自由に手に取って読書することができる。
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 奥の部屋(ギャラリースペース)へと続く廊下にも様々な本が並んでおり、すぐ横の椅子に腰掛け、時には庭の景色を眺めながら読書を楽しむことができる。
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 こちらも読書スペースとして、またコーヒーを頂きながらゆっくりと寛ぐことができる。太宰グッズがある部屋のすぐ横にある。私が訪れたときには女性のお客が数名おり、庭の景色を眺めながら、「いやあ来てよかったわね。ゆっくりできて良かった。気持ちが落ち着く。」などと談話を楽しんでいた。
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『輪廻転読』
 この本棚にある本は、自分が持って来た本と交換することができる。自分が今まで読んだ本で、どうしても人に読んでもらいたい!! 自信をもって人に勧めたい!! と思う本をここにある本と交換することができるのだ。逆を言えば、ここを訪れた、どうしても読んでほしい!! との思いから置いていった他の人の本と交換し、そのおすすめの本を読むことができる。※本の交換には「読書カルテ」の記入が必須
 写真は見づらいですが、本棚の上に『輪廻転読』と書かれています。一部抜粋させていただきます。
『本は情報だけでなく、人の記憶、思い出もつないでいくもの。だからこそ本を買って、誰かに売るというその行為に常に誠実さを持っていたい。誰かの手を経てきた本を、また誰かへと届ける。そんな「思いをつなげていく」読書のあり方そのものが、コミュニケーションのひとつの形と考えています。』
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 こちらが『読書カルテ』です。おすすめ度やおススメした人、心に残るセリフ、感想などを書き込み、このカルテと一緒に本を交換する。カルテを書くことによって自分自身も、改めて自分はどこに感動を覚えたのか、なぜこの本を好きになったのかを振り返ることもできる。思わぬ発見をすることもあるかもしれない。それもまた思わぬ楽しみの一つとなるかもしれない。

 自分が置いていった本を誰かが手に取り読んでくれる。また、ここを訪れた本好きの人どうしの出会いにも繋がる、人との輪が広がる。なんて素敵なことだろう。これからどんどん沢山の人が訪れて、人と人との輪が広がっていければと思う。
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 ちなみに、入場券は下部を切り取り、それと引き換えにドリンクと交換することができるのだが…。
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 ドリンクと交換した後は本のしおりとして使うことができ、なかなか凝っている。

 記事はまだまだ続きます。

 

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Commented by tarukosatoko at 2017-05-06 14:53
こんにちは!
至れり尽くせりの、行く甲斐がありそうな場所ですね。グッズも買いたいし、輪廻転読にどの本を持っていこうかなとか、行く前から楽しいですね。
それに、家の中がいい感じの日本家屋で、こんな家に住みたいと思うような。
Commented by dazaiosamuh at 2017-05-07 19:51
> tarukosatokoさん、実は後で記事に書きますが、グッズのほとんどを買ってしまいました(笑)使うのがもったいないです。
次回行くときは、おススメの本を沢山持っていきたいと思います。satokoさんも是非行ってみてください。
by dazaiosamuh | 2017-05-05 14:41 | 太宰治 | Comments(2)

by 黒森 富治大(くろもり ふじお)